【インジケーター】…勝率を計測するインジケーターの設定を行います。
ファイル名…勝率を計測したいインジケーター名を入力します。
〇〇○.ex4の〇〇○の部分のみ入力してください。
.ex4や.mq4などの拡張子は必要ありません。
パラメーター(カンマ区切り)に集計…勝率を計測したいインジケーターのパラメーター数値を変更する際に使用します。
買いサイン バッファー番号…買いサインのバッファー番号を入力します。
売りサイン バッファー番号…売りサインのバッファー番号を入力します。
勝率計測するには条件があります。
・勝率測定するインジケーターがMT4のIndicatorsフォルダに入っていること
・勝率測定するインジケーターのバッファー番号を取得できること
以上が条件となります。
①まずは、勝率を計測したいインジケーターをMT4のIndicatorsフォルダに追加しましょう。
MT4上部のファイル→データフォルダを開く
MQL4→Indicators
このフォルダの中に勝率計測したいインジケーターを追加してください。
②バッファー番号とは
MT4のチャートに計測したいインジケーターを追加すると設定画面が表示されます。
設定画面で、「色の設定」のタブをクリックしてください。
この画面の左の番号がバッファー番号となります。
バッファー番号が複数ある場合は、どのバッファー番号が自分の計測したいサインか
元のインジケーター表示と比較しながら探ってみてください。
色の設定でバッファー番号が隠されている場合は
IndicatorExtenderで、「バッファー番号」を0から順に入力するという方法もあります。
矢印サインは表示されていても、
バッファを利用していないというツールも中にはあります。
その場合、バッファから情報を得ることはできません。
現状のIndicatorExtenderは、バッファを取得して利用するツールなので、バッファを取得しないと機能しません
バッファ出力の無いインジケーターのサインは、矢印オブジェクトで描画されています。
但し、バッファ出力なしで、サインを矢印オブジェクト表示しているツールは、どちらかと言うとレアなケースかと思われます。
③パラメーター数値を変更して勝率測定する場合
パラメーター(カンマ区切り)の項目を空欄にしていると、
測定するインジケーターのパラメーター数値は初期値(デフォルト値)で測定します。
パラメーター数値を変更して測定したいという方のため、
パラメーター(カンマ区切り)の項目をお使いください。
パラメーター(カンマ区切り)の項目にカンマ(,)で区切ってパラメーター数値を入力します。
【パラメーター数値を入力する場合の注意点】
数字はそのまま入力し、カンマで区切ります。
色や文字列のパラメーター項目は、0などの任意の値を入れて下さい。
画像のインジケーターの場合
20,4,55,45,0,0,0,2
となり、20,55,45の数値を変更することで、サインの位置が変わります。
※4はドットの大きさ設定で、2は線の種類の設定なので、この2つの数値を変更しても勝率に変化はありません。
必ず全てのパラメーター項目を数値化して、全て入力してください。
入力漏れがあると集計されません!
また、正しく入力しないとMT4がフリーズする場合があります。
その際はMT4を閉じて、MT4を再起動してください。
プルダウンで選択する項目がある場合ですが、
プルダウン方式の場合、通常は上から0・1・2・3・・・・の順の番号
となっていますので、
何番目かを数えて該当する番号を入力して下さい。
但し、0から順に並んでいない場合もあります。
<プルダウン方式のパラメーターの数値を確かめる方法>
1.ストラテジーテスターでそのインジケーターのテストを実行する。
MT4上部の表示→ストラテジーテスターを選択
[赤枠でインディケータを選択]
[青枠で測定したいインジケーターを選択]
[緑枠でスタートをクリックでテスト開始]
2.テスト後(途中で止めても良い)に、「操作履歴」タブを確認する。
「インジケーター名 inputs: ・・・」という行を見ると、数値が分かります。
3.但し、パラメーター数が多すぎると、上記「操作履歴」表示に入りきらない場合もあります。
その場合は、「レポート」タブを開き、レポート上で右クリック
「レポートの保存」を選択。
保存されたレポートに、全パラメーター設定が表示されます。
【IndicatorExtenderのサインについての注意点】
※IndicatorExtenderでリペイントインジケーターを計測すると、
IndicatorExtenderのサインも再読込した際や、MT4の再起動でリペイントします。
ご注意ください。
※動作が重いインジケーターを読み込むと、当然IndicatorExtenderの動作も重くなります。
※IndicatorExtender用に別のMT4を用意すると動作が軽くなのでおすすめです。
【パラメーター数値設定サンプル】
サンプルとして付属しているインジケーターMA(MA Crossover Signal)を使い、
パラメーター数値を変更し勝率を上げたいと思います。
MA Crossover Signalは単純なMAのクロスでサインを出すインジケーターです。
では早速、パラメーター数値の変更を行います。
ます、MA Crossover Signalのパラメーター入力項目を確認します。
MT4上部から
画像のようなフォルダと★が表示されているマークをクリックし。
ナビゲーターを表示させます。
※ナビゲーターの表示はMT4上部の表示→ナビゲーターをクリックでも構いません。
MT4の左側にナビゲーターが表示されたと思います。
インディケーターと表示されているところの左側が+となっていれば、
+のところをクリックしてください。
上の画像のようにインディケータ-の左側が-になれば問題ございません。
スクロールしてMAを見つけてください。
EMAが見つかったら、MAをダブルクリックしてください。
パラメーターの入力画面が表示されますので、色の設定というタブをクリックしてください。
バッファー番号を確認します。
上の画像では、
買いサイン(ハイエントリーサイン)のバッファー番号が0
売りサイン(ローエントリーサイン)のバッファー番号が1
となります。
次にパラメーター入力タブをクリックしてください。
パラメーターの入力画面が表示されます。
パラメーターの入力項目を確認します。
上の画像の場合は、4つのパラメーター設定項目が存在します。
上から2つがMAクロスの期間となります。
MAModeはMAの種別で、MAPriceは適用価格です。
・MAMode…0→SMA、1→EMA、2→SMMA、3→LWMA
・MAPrice…0→Close Price、1→Open Price、2→High Price、3→Low Price、4→Median Price、5→Typical Price、6→Weighted Price
では、パラメーター数値の入力項目を確認したので、
IndicatorExtenderに戻ります。
IndicatorExtenderの初期設定に関しては
IndicatorExtender初期設定
こちらをご確認ください。
上の画像の赤枠で囲んだ項目を入力します。
デフォルトパラメーターは
4,6,1,0というパラメーターでしたので、
2,8,1,0と入力してみました。
次に、バッファー番号を入力します。
買いサイン(ハイエントリーサイン)のバッファー番号が0
売りサイン(ローエントリーサイン)のバッファー番号が1
でしたので、入力します。
OKボタンを押して、勝率の変化を確認します。
このようにパラメーター数値を変更し、IndicatorExtenderの設定を変更することで、
勝率やエントリー数の調整が可能です。
他にも、
・マーチンモード
・マーチン回数
・連続シグナル設定
・エントリー方向
・反転モード
・スキップエントリー
・ONE STEP
・勝率フィルター
・陽線、陰線フィルター
を使い、勝率やエントリー数の調整が可能です。
是非、付属のMAインジケーターで設定の練習をしてみてください。
【IndicatorExtender販売担当】 松本 真吾
[メール アドレス] deamonspear@yahoo.co.jp